当サイトの情報は健康情報の提供を目的としたものであり、診断・治療に代わるものではありません
MEDICALLY REVIEWED BEAUTY & HEALTH

見た目の悩みは、
体の中から。

40代からの肌・髪・体型を、内科医の視点で読み解く

はじめての方へ

どんなことでお困りですか?

からだの変化 髪と頭皮 肌 体型と代謝 検査と数値
CONCEPT

「もう歳だから」で、
終わらせないために。

疲れが抜けない。髪が細くなった。体重が落ちない。肌のハリがない。——40代を過ぎて出てくるこうした変化は、たいてい「加齢のせい」の一言で片付けられます。

けれど診察室で血液検査の数字を見ていると、その裏側で何が起きているのかが見えてくることがあります。鉄が足りていない。ホルモンが揺れている。血糖の波が大きい。見た目の悩みには、体の中に理由があることが少なくありません。

このサイトは、その「理由」の側から美容と健康を考えるための場所です。売りたいから勧めるのではなく、根拠があるものだけをお伝えします。効かないものは、効かないと書きます。

EVIDENCE

その美容常識、
本当でしょうか。

飲むコラーゲン、話題のサプリ、高価な化粧品。世の中にあふれる美容情報のうち、実際に研究で確かめられているものはどれくらいあるのでしょうか。ひとつずつ、論文にあたって検証していきます。

検証の考え方を読む
YOUR NUMBERS

健診の紙に、
答えが書いてあります。

毎年受けている健康診断。「異常なし」の欄しか見ていないその紙には、肌や髪、疲れやすさのヒントが眠っています。数字の読み方を知ると、自分の体の状態が具体的に見えるようになります。

記事一覧を見る

記事一覧

ひとつのテーマを、深く、ていねいに

からだの変化

40代からの体の変化 完全ガイド——更年期と、その手前で起きていること

疲れ・肌・髪・体型の変化を、体の中から一枚の地図に。すべての記事のハブになる完全ガイドです。

肌

飲むコラーゲンは効くのか——論文で検証

宣伝ではなく論文の側から検証します。「効果あり」の研究に共通していたこととは。

検査と数値

鉄不足(フェリチン)が肌・髪・疲れに出るまで

「貧血じゃない」のに、なぜつらいのか。健診に出ない“貯金”の鉄を読み解きます。

髪と頭皮

女性の薄毛・白髪——原因と、根拠のある対策

まず“どのタイプか”を見分ける。根拠のある対策と、受診の目安まで。

肌

糖化(AGEs)と見た目年齢——HbA1cから読む

“体のコゲ”の正体と、健診のHbA1cから自分の状態を読む方法を解説します。

からだの変化

エクオールは更年期に効くのか——大豆イソフラボンと「作れる人・作れない人」

大豆が効く人・効かない人を分けるカギ。作れるのは日本人の約半数という話。

肌

やけど|すぐ水道水で、衣服の上から15〜30分冷やす。自己判断で軟膏や油はつけず、皮膚科へ

応急手当の4つのポイント、40〜55度で起こる低温熱傷、深さと治り方、傷跡と遮光。

肌

マダニに刺されたら|腹部をつままず、口器をゆっくり引き抜く。刺されて数日〜2週間の高熱・発疹は受診を

除去のしかた、日本紅斑熱・つつが虫病・ライム病・SFTS、長袖と虫除け剤による予防。

検査と数値

甲状腺眼症|まぶたの腫れ・目が出る・物が二重に。甲状腺の数値が正常でも起こり、治療の第一歩は甲状腺機能の正常化と禁煙

消えていく症状と残りやすい症状、抗体検査とMRI、ステロイド・生物学的製剤・手術。

からだの変化

目のかゆみ・目の疲れ|花粉は春だけではない。休んでも回復しない疲れ目は「眼精疲労」として原因を探す

春・初夏・秋の花粉、一年中のダニやハウスダスト、防御メガネ、合わない眼鏡と眼精疲労。

からだの変化

白内障と老眼|60歳代で約70%、70歳代で90%が白内障。かすむ・まぶしいは手術で、眼内レンズは担当医と選ぶ

進行させる要因、手術と眼内レンズの選び方、術後の注意、近視の人も老眼になる。

検査と数値

糖尿病網膜症|初期は自覚症状がほとんどない。糖尿病と言われたら、症状がなくても年1回の眼底検査を

単純・前増殖・増殖の3段階、糖尿病黄斑浮腫、全身管理とレーザー・注射・手術。

からだの変化

まぶたのトラブル|下がる・腫れる・しこり・ピクピク。眼瞼下垂、ものもらい(麦粒腫と霰粒腫)、眼瞼けいれんの違い

加齢とハードコンタクトで下がるまぶた、2つのものもらい、ピクピクの大部分は眼瞼ミオキミア。

からだの変化

緑内障|40歳以上の20人に1人。多くは眼圧が正常範囲で、初期は自覚がほとんどない失明原因の第1位

眼圧と房水、開放隅角と閉塞隅角、市販のかぜ薬・鼻炎薬の注意、点眼薬・レーザー・手術。

からだの変化

加齢黄斑変性|成人の失明原因の第4位。ものの中心がゆがむ・欠けるなら眼科へ。いちばん大切な対策は禁煙です

新生血管型と萎縮型、自宅でできるアムスラー検査、注射治療と禁煙・食事・サプリメント。

からだの変化

飛蚊症と網膜剥離|飛蚊症の多くは加齢による自然な変化。急に増えた・光が走るときは早めに眼科へ

後部硝子体剥離・網膜裂孔・網膜剥離のつながりと、すぐ受診したい見え方の変化。

体型と代謝

関節リウマチと運動|男女比は1対3〜5、30〜50歳代に多い。関節破壊は発症6か月以内に始まり、運動療法は「提案」です

朝のこわばりと左右対称の腫れ。早期からの治療と、運動・装具・患者教育。

体型と代謝

フレイル|5項目のうち3つ以上で該当。適切な介入で元の状態に戻れる「可逆性」があります

体重減少・疲れやすさ・活動量・握力・歩く速さ。家族でも確かめられます。

からだの変化

子宮内膜症|生理痛は患者さんの9割に。年々ひどくなる生理痛と、卵巣のチョコレート嚢胞は長く見守る病気です

主な症状は「痛み」と「不妊」。閉経で勢いは止まりますが、経過観察は続けます。

検査と数値

健診で「カルシウムが高い」と言われたら|最も多い原因は副甲状腺の病気。症状がなくても骨粗鬆症や尿路結石の原因になります

健診で偶然見つかる例が増えています。原因の8割以上は良性の腺腫です。

体型と代謝

女性の低体重・低栄養症候群(FUS)|やせすぎは月経・骨・筋肉に響く。2025年に提唱された新しい考え方

20歳代女性の約20〜25%が低体重。本人の努力不足や意志の弱さによるものではありません。

体型と代謝

メタボと肥満症|女性は腹囲90cm以上が目安。今の体重から約3%減らすだけで、血糖・血圧・脂質がよくなると報告されています

更年期のエストロゲン低下は、内臓脂肪をためやすくします。

検査と数値

健診で偶然見つかった「しこり」|甲状腺の結節は超音波で6.9〜31.6%、副腎の腫瘍はCTで約4%。多くは経過観察、ただし定期的な検査を

良性と言われても、経過観察を途切れさせないことが大切です。

からだの変化

子宮筋腫・子宮腺筋症|30歳以上の女性の3割前後に筋腫。経血が多い・貧血・強い生理痛は、40代に多いこの2つかもしれません

症状がなければ経過観察。治療は薬と手術から、年齢や希望に合わせて選びます。

検査と数値

高血圧の陰に隠れたホルモンの病気|高血圧の約5%は原発性アルドステロン症。漢方薬の甘草で起こる偽アルドステロン症も

ふつうの高血圧として治療していても、合併症のリスクが上がります。

からだの変化

鼻の不調|鼻づまり・においがしない・鼻がのどに流れる。点鼻薬の使いすぎは、かえって鼻をつまらせます

長引く鼻の症状、片側だけの症状は、まず耳鼻咽喉科へ。

からだの変化

口とのどの不調|味がわからない、のどの違和感、治りにくい口内炎、声のかれ。受診すべきサインを整理します

味覚障害の多くは亜鉛不足。のどの違和感は貧血や更年期障害でも起こります。

からだの変化

めまい・耳鳴り・聞こえにくさ|いちばん多いのは寝返りで起こるめまい。突然の難聴は早めの受診を

難聴は認知症の予防できる危険因子で最大。救急車を呼ぶべきめまいのサインも。

からだの変化

胃潰瘍・十二指腸潰瘍とピロリ菌|2大原因はピロリ菌と痛み止め。除菌は2回で97〜99%が成功します

ふつうの生活のストレスだけでは根拠がない。吐血・黒い便・激しい腹痛はすぐ受診。

検査と数値

健診で「胆石」と言われたら|胆のう結石の8割は無症状。食後の右上腹部の痛み・黄疸・発熱は受診のサイン

症状がなければ経過観察も可能。ただし、がんの合併の確認と定期的な検査が前提です。

からだの変化

胃もたれ・胃の痛み(機能性ディスペプシア)|検査で異常がないのに続く胃の不調。健診受診者の11〜17%にみられる病気です

腹いっぱいまで食べない、脂っこい食事・お酒・コーヒーを控える。最初の薬は3種類。

体型と代謝

足の痛み|外反母趾・モートン病・大人の扁平足。中年以降の女性に多く、靴とハイヒールと体重が関わります

親指の付け根、足の指の間、内くるぶしの下。痛む場所で見当がつきます。

体型と代謝

指と手首の痛み|第1関節のコブ、朝の引っかかり、親指の付け根。更年期の女性に多い4つの病気と、リウマチとの違い

へバーデン結節・ばね指・ドケルバン病・母指CM関節症。痛む場所で見当がつきます。

肌

乾癬(かんせん)|決してうつりません。肥満やカロリーのとりすぎで悪化し、メタボとも関係が深い皮膚の病気

こすれる場所に出やすく、10人に1人くらいは関節炎も。治療の選択肢は4つあります。

肌

粉瘤(アテローム)と目のまわりの白いブツブツ|不潔が原因ではありません。赤く腫れたら早めに皮膚科へ

「脂肪のかたまり」とは別もの。目のまわりの稗粒腫は、保険で処置できます。

肌

ウオノメとタコ|芯があって痛いのがウオノメ。イボとの見分けと、市販薬の前に皮膚科で診断を

足の裏のイボと区別がつきにくいことも。いちばん大切なのは、靴などの圧迫を取り除くこと。

体型と代謝

手首の骨折(橈骨遠位端骨折)|女性は男性の3.2倍、冬に多い。ギプス中も指は動かして

転んで手をついたときの骨折。閉経後の女性では、骨粗鬆症のサインのことも。

検査と数値

腎臓を守る生活習慣|野菜は「強く推奨」。腎臓病の人は塩6g未満、肥満の人は減量を

「防ぐ」と「進ませない」で答えが違う。2025年の新しい指針で整理しました。

からだの変化

卵巣の腫れ・卵巣がん|初期は症状がほとんどなく、半数以上が進行して見つかる。チョコレート嚢胞は約1%ががん化

服のウエストがきつい、下腹部のしこり。突然の激しい腹痛は、直ちに受診を。

髪と頭皮

髪型と抜け毛|ひっつめ髪・エクステは「牽引性脱毛症」に。早く気づけば戻り、長引くと戻らないことも

抜け毛は、甲状腺や亜鉛不足など、からだのサインのことも。

検査と数値

子宮頸がん検診|細胞診は2年ごと、HPV検査は5年ごと。どちらも推奨「A」、併用は「C」でした

HPV検査が陽性でも、ほとんどはがんに進みません。陽性後の追跡検査は必ず受けて。

検査と数値

肺がん検診|たばこを吸わない人の低線量CTは推奨「I」。胸部X線は喫煙に関係なく「A」でした

2025年度版ガイドライン。CTで見つかるがんの過剰診断と、人間ドックでCTを勧められたときの考え方。

検査と数値

便潜血検査と大腸がん検診|推奨は「A」。陽性なら、もう一度の便検査ではなく大腸内視鏡へ

40〜74歳、1〜2年ごと。日本の課題は、精密検査を受けない人が多いことです。

肌

蜂窩織炎(足の赤い腫れ)|水虫・むくみ・静脈不全がなりやすさに。命に関わる「壊死性」との見分けが大切です

赤い・腫れる・熱い・痛い。手足の痛みと腫れに発熱があれば、速やかに受診を。

肌

切り傷・すり傷の手当てと破傷風|消毒より水道水。破傷風の抗体があるのは40代後半〜50代後半で約4人に1人

貼る被覆材と軟膏はどちらも有用。汚れた傷・深い傷・かまれた傷は受診を。

肌

傷あと・ケロイド|手術のあとはテープ固定が「強い推奨」。盛り上がる傷あとは高血圧や妊娠でも悪化します

肥厚性瘢痕とケロイドの違い。シリコーンジェルシートは肥厚性瘢痕に「有効」。

肌

爪のトラブル|縦の筋は年齢のサイン。二枚爪は乾燥と鉄不足、深爪は巻き込み爪のもと

ジェルネイルの削りすぎと緑色の爪。黒い縦筋や指先のふくらみは受診を。

体型と代謝

かかと・アキレス腱の痛み|平均30〜50歳。肥満・高血圧・脂質・血糖も関わり、根拠がいちばん強いのは中敷きでした

段差でかかとをゆっくり下ろす筋トレ。「蹴られた」感じとへこみは、断裂を疑ってすぐ受診。

からだの変化

40代からの不正出血|子宮がん検診では子宮体がんは見つかりません。更年期・閉経後の出血は産婦人科へ

茶色いおりものも出血のうち。子宮にとどまっていれば80%以上が治癒します。

体型と代謝

首の痛み・肩こり|「姿勢を直す体操」は推奨されず、首の筋トレは「弱く推奨」でした

首の痛みは中年世代と女性に多い。手の不器用さ・脚のもつれは、体操より先に受診を。

からだの変化

生理痛のセルフケア、どれに根拠がある?|国の研究班の格付けでAが6つ。ツボ・アロマ・ショウガ・ω-3。痛みが年々強くなるなら受診を

運動は温めるより上。40代で痛みが強くなったら、子宮内膜症や筋腫を確かめて。

からだの変化

PMS(月経前症候群)のセルフケア、どれに根拠がある?|国の研究班の格付けで最上位は「たばこをやめる」。ヨガ・運動・認知行動療法が続きます

チェストベリー・亜鉛はB。カフェインは関係なく、月見草オイルはプラセボと差なし。

からだの変化

更年期のセルフケア、どれに根拠がある?|運動・ヨガ・サプリ・プラセンタ・アロマを国の研究班が格付け。最上位はエクオールでした

12の問いをA〜Dで比べると、お金のかからない運動がサプリの多くより上。受診すべきときも。

検査と数値

肝炎ウイルス検査|一生に一度、無料で。「受けたか分からない」人は、母子手帳と手術前の書類を見てください

約8割は一度受けている。C型は飲み薬で95%以上ウイルス排除。陽性なら初回精密検査は無料。

体型と代謝

持病がある人の運動|高血圧・糖尿病・脂質異常症・膝の痛み。国のガイドは「1日30分」から。運動前の血圧で、やる・やめるを決めます

高血圧はなるべく毎日、糖尿病は2日以上あけない。薬ごとの注意と、運動をやめるサインも。

肌

掌蹠膿疱症|手のひら・足の裏の膿疱は「中年女性・喫煙者」に多い。歯と扁桃の治療で良くなる例もあります

禁煙と、歯・扁桃の隠れた感染の治療が推奨度B。歯の金属をすぐ外さない理由も。

体型と代謝

明け方の手のしびれ(手根管症候群)|女性は男性の約15倍。更年期に多く、夜の手首の装具が「提案」されています

しびれる指で見分ける。親指の付け根がやせる前に受診を。糖尿病の人にも多い病気です。

体型と代謝

五十肩(四十肩)|回復まで12〜42か月。痛い時期は「我慢しない」がガイドラインの答えでした

痛い時期・固まる時期・ほぐれる時期で、やることが変わります。なりやすい病気の筆頭は糖尿病。

体型と代謝

座りすぎと歩数|国の目安は1日8,000歩。女性の平均は5,832歩で、3人に1人が1日8時間以上座っています

30分ごとに立つ、1日10分増やす、筋トレは週2〜3日。始める前の安全チェックも。

検査と数値

閉経とコレステロール|50歳を境に、女性の数値は男性を追い越します

喫煙と糖尿病は女性でより危険。薬より生活習慣が中心で、食事は推奨レベルAの4つから。

肌

背中・胸のブツブツ|ニキビではなく「カビ」のことがあります。マラセチア毛包炎と癜風

見分けのポイントは面皰がないこと。治療は抗真菌薬で、再発予防は汗のあとのシャワーから。

からだの変化

認知症の予防|発症を減らす方法として「提案」されたのは運動だけ。脳トレもサプリも「保留」でした

6学会の指針が示した、いま言えること・言えないこと。まず歩くことから。

検査と数値

家庭血圧の測り方|上腕式は「強く推奨」。手首式とスマートウォッチは、まだ頼りにできません

65の試験から分かったこと。朝と夜、2回測って、すべて記録。

検査と数値

お酒とγ-GTP|女性の「リスクを高める量」は1日20g。ビール500mL缶1本ぶんです

乳がんは1日14g相当から。γ-GTPは51と101の2本の線で見ます。

髪と頭皮

亜鉛と抜け毛|足りないと髪は抜けます。でも、とりすぎると銅が足りなくなります

確かめるのは採血。測るのは朝、空腹で。サプリは上限35mgを超えないで。

肌

ほくろとメラノーマ|日本人は足の裏・手のひら・爪に多い。気づくのが遅れやすい皮膚がんの見分け方

4つのうち2つ以上なら皮膚科へ。足の裏と爪を見る習慣を。

検査と数値

尿潜血(+)|健診で女性の12.3%。多くは心配いりませんが、次に受ける検査は年齢で変わります

月経とビタミンCで結果が変わります。腎臓か、泌尿器科かの分かれ道まで。

体型と代謝

腰部脊柱管狭窄症|歩くと脚がしびれ、前かがみで休むと楽になる。同じ症状が血管の病気のこともあります

立ち止まるだけで楽になるなら、血管かもしれません。治療の推奨度まで。

髪と頭皮

抗がん剤の脱毛|抜け始めは平均18日後、生え始めは3.4か月後。防げるとうたう製品は、まだありません

シャンプーは今までのものでいい。ウィッグは急いで買わなくていい。

肌

白斑(尋常性白斑)|100〜200人に1人。「隠すメイク」も学会が推奨する治療のひとつです

美白化粧品で約1万9,600人に起きたこと。そして甲状腺を調べてほしい理由。

体型と代謝

サルコペニア|筋肉の衰えは家で測れます。いちばん根拠が強いのは、サプリではなく筋トレでした

ふくらはぎと椅子の立ち上がりで確かめられます。推奨の強さを並べると、順番が逆でした。

髪と頭皮

アタマジラミ|「不潔だから」ではありません。沖縄では市販薬が効かないシラミがほとんどでした

「衛生不良の指標ではない」と国の手引きに書かれています。効いたかは櫛で確かめます。

検査と数値

脂肪肝とALT|30を超えたら受診を。見るべきは脂肪の量ではなく線維化でした

健診の基準値より厳しい線です。そして痩せていても脂肪肝になります。

体型と代謝

腰痛|男女とも訴えの1位。「安静」はもう第一選択ではありません

唯一の「強く推奨」は運動療法。コルセットに予防効果はありませんでした。

髪と頭皮

AGA・女性の薄毛の治療|ミノキシジル内服は「行うべきではない」——推奨度Dに並ぶもの

14の治療のうち推奨度Aは3つだけ。飲むミノキシジルはDでした。

肌

接触皮膚炎(かぶれ)|原因製品の54%は化粧品。陽性率1位はニッケルでした

女性の27.5%がニッケル陽性。ただし「金なら安全」でもありませんでした。

からだの変化

大人の肺炎球菌ワクチン|2026年4月に中身が変わりました。今回、経過措置はありません

公費で受けられるのは65歳の1年だけ。23価より20価が格上げされた理由も整理します。

からだの変化

痔|「うっ血」ではなく「ゆるみ」でした。市販薬で脱出は治りません

いぼ痔・切れ痔・あな痔は別の病気です。温坐浴で3週間後に87%という報告もあります。

検査と数値

糖尿病予備軍|2つがそろうと約30倍。生活習慣は39%、薬は36%減らします

血糖値とHbA1cは発症の10年前から上がり始めます。日本人の減量目標は、2kgでした。

からだの変化

ドライアイ|「実施しないことを推奨する」とされた治療が2つあります

市販の人工涙液は「弱い提案」。強い推奨がついた4つは、すべて眼科で処方されるものでした。

肌

乾燥肌とかゆみ|飲むかゆみ止めは「十分な根拠が無い」とされています

学会が推奨度をつけたのは、飲み薬ではなく保湿剤でした。塗る量・回数・タイミングには実験データがあります。

髪と頭皮

まつ毛美容液とまつ毛エクステ|「2週間で2mm伸びる」は国の処分を受けました

国が承認した唯一の薬でさえ、4か月で1.62mm。広告の言葉を測るための物差しを、公的資料から。

肌

ウイルス性のイボ|うおのめと間違えやすい。市販の貼り薬にも推奨度Aがついています

削る前は点状の出血が見えません。まず診断から、そして市販薬の使いどころと限界の話。

からだの変化

過敏性腸症候群(IBS)|約10人に1人、女性は1.6倍。乳酸菌と「水に溶ける食物繊維」は強い推奨でした

検査で「異常なし」でも、確かに存在する病気です。食物繊維は種類で効き方が違いました。

検査と数値

腎臓の数値(eGFR・尿蛋白)|成人の約8人に1人。「水をたくさん飲む」は、腎臓を守りませんでした

健診の結果票で、受診が必要かどうかを確かめる方法から。尿蛋白(±)が2年続いたら受診を。

からだの変化

逆流性食道炎|約10人に1人。試験で確かめられた生活改善は、4つだけでした

チョコやコーヒーの名前は、ガイドラインにありません。根拠のある4つから始めましょう。

からだの変化

片頭痛|30〜40代女性の5人に1人。頭痛薬の飲みすぎで、頭痛が増えることがあります

7割以上が受診していない病気です。頭痛薬を飲んだ日が月10日に近づいたら、一度立ち止まって。

体型と代謝

下肢静脈瘤と脚のむくみ|症状がなければ手術は不要。学会が「不適切治療」に声明を出しています

症状がなければ、ストッキングも原則いりません。むくみに強い圧は必要ない、という話まで。

髪と頭皮

毛染めによるかぶれ|国が事故調査をしました。毎回テストしている人は2.3%です

「治まったから大丈夫」が、いちばん危ない判断でした。続けるほど重くなります。

肌

シミ・イボのレーザー治療|同じ茶色でも、正解が正反対になることがあります

肝斑には美白剤が先。ADMには美白剤が無効。そして両者は合併します。

からだの変化

バストの悩み|「行わないことを強く推奨する」と書かれた施術が2つあります

手術の前に確かめられることがあります。85%が合わないサイズを選んでいた、という研究の話から。

肌

医療脱毛|学会は「脱毛」ではなく「減毛」と書いています

白髪には、ほとんど効果がありません。その理由と、5つの機器の推奨度を一次資料から。

肌

シワ・タルミの美容医療|10の施術のうち「強く推奨」は1つだけ

5学会がつくった診療指針は、無料で全文が読めます。「行わないことを強く推奨する」施術もありました。

検査と数値

尿酸値と痛風|7.0・8.0・9.0という、3つの分かれ道

「ビールがいちばん悪い」は正確ではありません。学会のデータが示す順番を見てください。

肌

手湿疹(手荒れ)|原因を断てば「根治できる」と書かれています

高いクリームより、塗り続けられるクリーム。学会の試験が示したのは、そういう結果でした。

肌

多汗症|10人に1人が悩み、受診を続けているのは0.7%

汗の悩みは「体質」ではなく、診断基準のある病気です。そして保険で使える薬があります。

体型と代謝

骨粗鬆症|1,590万人、検診受診率5.5%。背骨が折れても3分の2は痛くありません

痛みは、この病気を教えてくれません。10年ぶりに改訂されたガイドライン2025年版から。

肌

足白癬・爪白癬(水虫)|日本人の7人に1人。かゆくない水虫があります

かかとのガサガサを乾燥肌だと思っていませんか。そして爪には、市販薬が届きません。

肌

ニキビ(尋常性痤瘡)|90%が経験し、受診するのは10人に1人

保険で使える推奨度Aの塗り薬があります。それを知らないまま、跡が残ってしまう人がいます。

検査と数値

コレステロールと家族性高コレステロール血症|300人に1人、見逃されている病気があります

診断の手がかりは3つだけ。そのひとつは、アキレス腱の厚さです。

体型と代謝

GLP-1「やせ薬」の実際|国と学会が、そろって警告しています

適応外で健康被害が起きても、国の救済制度の給付を「受けられない可能性が非常に高い」——厚生労働省がそう書いています。

肌

帯状疱疹|80歳までに約3割が経験。2025年からワクチンが定期接種になりました

2029年度までの5年間だけ、70・75・80歳などの節目年齢も対象です。この経過措置は5年で終わります。

髪と頭皮

頭部白癬(しらくも)|その脱毛、湿疹の薬では治りません

ガイドラインは塗り薬を「推奨されていない」とし、飲み薬を推奨度A。そして湿疹と誤ってステロイドを塗ると、事態は悪くなります。

肌

じんましん|「原因を突き止めたい」その前に、知っておいてほしいこと

ガイドラインは「ルーチンに行うべき検査はない」と書いています。原因が見つからないのは、調べ方が足りないからではありません。

肌

アトピー性皮膚炎|ステロイドは、怖い薬ですか

学会が「アトピービジネス」と書いています。そして重症化して入院した人の44%は、民間療法が原因でした。

体型と代謝

変形性膝関節症|40歳以上の55%。「年のせい」で片づけないための、確かな話

いちばん強く推奨されているのは運動でした。そしてグルコサミンについて、学会は「有効性はすべて否定的」と書いています。

髪と頭皮

円形脱毛症|「ストレスのせい」ではありません。かつらが「強い推奨」である理由

ガイドラインが評価した25の治療のうち、強い推奨は4つ、推奨しないは11。そのリストを、そのままお見せします。

からだの変化

睡眠時無呼吸|閉経で女性のリスクは約6倍。本人には気づけない病気です

閉経前1.5%が、閉経後は9.5%へ。手がかりはすべて眠っている間の出来事。気づけるのは隣で寝ている人だけです。

からだの変化

尿もれと骨盤底筋|受診しているのは女性の9%。治療の第一選択は「訓練」です

10人に9人が相談しないまま。でも診療ガイドラインは「骨盤底筋訓練は第一選択」(推奨グレードA)と明記しています。

体型と代謝

たんぱく質は足りているか|必要な量と「運動とセット」の理由

中高生の女子は55gで成人女性より多い。そして日本人の平均は推奨量を上回っています。問題は量ではなく配分と運動でした。

検査と数値

女性のためのがん検診ガイド|何を、何歳から、何年ごとに受けるのか

国が推奨するのは5つだけ。乳房超音波・腫瘍マーカー・PETには「推奨しない」という公式評価がついています。

からだの変化

睡眠の真実|必要な時間と、「睡眠薬・睡眠サプリ」の本当の評価

小学生9〜12時間、高齢者は床上8時間未満。年代で正解は真逆です。そして睡眠サプリには、診療ガイドラインが下した評価があります。

からだの変化

便秘|静かに進んで、体を締めつける——全世代のための「本当のところ」

毎日出ないこと=便秘、ではありません。自覚がないまま進む怖さと、大腸がんとの因果の「向き」。若い方にも男性にも。

からだの変化

歯と口の健康|歯を失う原因の1位は、むし歯ではありません

40代からの敵は歯周病。しかも痛くないまま進みます。糖尿病との関係と、40歳・50歳が受けられる無料検診の話。

からだの変化

腸内細菌と美・筋肉・認知症|今いちばん熱い研究分野を、正直に整理する

日本人の約90%は海藻を分解する菌を飼っています。肌・筋肉・脳との関係を、期待も限界も含めて。

からだの変化

目の健康|老眼・ドライアイと「アイフレイル」——40歳から始まる変化

高校生の平均ネット利用は1日6時間44分。そして目の病気は、見えにくくなる10〜20年前から始まっています。

肌

シミと肝斑——「消えるシミ」と「消えないシミ」の見分け方

レーザーが効くシミと、悪化するシミがあります。そして「これは皮膚科へ」というサインも。

検査と数値

サプリメントの選び方——だまされないための7つの物差しと、目的別の実際

「機能性表示食品」は国が審査していません。肌・脳・筋力・美容を分野別に、正直に。

髪と頭皮

ヘアケアの正解——シャンプー・紫外線・カラーは髪に何をしているか

毎日洗うと傷む? 櫛は? カラーの後に起きていることは? 髪は治らないから、守り方が要ります。

髪と頭皮

髪はなぜ抜けるのか——ヘアサイクルと、男女で違う薄毛の仕組み

抜けるのは正常。では、なぜ薄くなるのか。男女差の仕組みと、若いうちからできる10のこと。

からだの変化

冷えとむくみ——「体質」で終わらせない、原因の見分け方と季節別の対策

冷えの裏に隠れているもの、寒暖差と自律神経、そして夏と冬で違う対策を。

体型と代謝

骨は20歳がピーク——骨密度の減り方と、一生歩くための骨活ガイド

骨の量は20歳が最大。折れてからでは遅い、全年齢に向けた骨の話です。

検査と数値

健診結果の読み方ガイド——「異常なし」の紙から、自分の体を知る

毎年届くあの一枚を、上から順に読み解きます。数値を味方にするための実践ガイド。

からだの変化

40代・50代、眠れなくなるのはなぜか——更年期の睡眠と、今日からできること

更年期女性の4〜6割が睡眠の悩みを抱えています。あなただけではありません。

からだの変化

更年期、我慢しなくていい——HRT・漢方という選択肢を知る

受診したら何ができるのか。治療の選択肢とリスクの正確な大きさを、学会の情報から整理します。

肌

日焼け止めの選び方・塗り方——SPF・PAの本当の意味と、「量」の話

光老化の約8割は紫外線。SPF50を薄く塗るより、SPF30をたっぷり塗るほうが守れます。

体型と代謝

40代からの「痩せにくい」の正体——筋肉・基礎代謝と、やってはいけないダイエット

食べる量は同じなのに落ちない。その正体を筋肉量と基礎代謝の数字から解き明かします。

検査と数値

その疲れ、甲状腺かも——女性に多い不調と、TSHの読み方

更年期や鉄不足とそっくりな不調の裏に、甲状腺が隠れていることも。症状の見分け方と数値の読み方を。

凪

なぎ先生

内科医/当サイト運営者

内科系の臨床に15年ほど携わっています。診察室では、生活習慣病やホルモン、栄養にまつわる相談を日常的に受けてきました。中立な立場で書き続けるため、また現在も診療を続けているため、ペンネームで運営しています。

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